愛しSalome

御前は、意地が悪い、事ばかりをいう。


呼気の壱つでも貪り喰らえば、諦めもつこう、にな。


其れを否だと、御前は言う、故。



面白くも無いと、拗ねた唇が、其れでも甘える様に双眸は笑う。



熱に浮かされ、犯された身を、


案じる御前の声が、指が一番、熱を孕んだ様にも見得た。




次は、　――――。

そうやって、密やかな約束を、

交わす事すら、嬉しいと


嗤う口振りで。




髪を擽る指の細さが、心地よい、と思ったのだ。






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今田様。

熱出したろにを看病して下さりました。愛。
本当に、溜息が出る程描写が美しく、又蠱惑的な方で、
背後が何時もガクブルしてます。
スキッ…！（そう。